Sugary☆Days

毎日の記録

日記を始めることにしました。<2020年9月9日水曜日>

日記を始めることにしました。正確には、インターネット上での日記を始めることにしました。

もともと、日記はつけていたのです。とはいっても、それも2020年の8月23日からなのですが。意気込んで80ページもあるエコールの大学ノートを買って、そこに1日3~10行くらいの日記をつけていました。

日記をつけようと思ったのは、時間が過ぎるのがはやすぎたからです。ぼくは大学生で今は夏休みなのですが、8月1日から、特に何もせずに一日一日を無駄にしてきました。アルバイトもしていませんし、サークルにも入っていません。それで、気付いたら一ヶ月が経とうとしていたので慌てて日記をつけ始めたわけです。1日の最後にその日を振り返ることで、少しでもゆっくり時間が流れてくれることを期待しました。かれこれ二週間くらい日記をつけましたが、ないよりはマシ程度だと思います。結局1日にしていることは日記をつけていていようとなかろうと同じなので、2、3行のなかに1日のすべてが収まってしまうのです。例えば、このような感じです。

 

15時頃起床。ヨーグルトを食べDARKみて、ちょっと、ほんの少しだけ絵を描いたりして一日が終わった。驚き。

2020年9月6日日曜日28時30分

 

ひどいですよね、これ。日記を始めるときに期待していたことは、あんなことがあったな、こんなこともあったなという具合に1日を振り返ることでなんというか、1日の密度をかさ増しすることだったのですが、逆に日記を書くことで1日の空虚さを実感することになってしまいました。

それで、どうして日記をつける場所をエコールのノートからこのブログに移すことにしたかというと、まあ、お分かりだとは思うのですが、人に見られるからです。ぼくも人間なので、人に見られるとなると多少は見栄をはると思うのです。でも、嘘を考えるのは面倒なので多分どうでもいいことを詳しく書くようになると思います。昨日の日記には1日の解像度が低すぎるというようなことを書きました。これで、解像度が上がることを期待しています。ほんとうに人に見られているかはあんまり関係ないです。ここで、1日にどのくらいのブログが投下されどのくらいの人が見ているかということはあまり知らないのですが、人が見ているかもしれないという感じが、ぼくの気をぴりりと引き締めるはずです。多分。ノートも実は見られているのかもしれませんが。

あとは、丁寧語が使えるのもいいですね。ノートに書くときも敬語にしようかと思ったのですが、流石にバカバカしくてできませんでした。ここではできます、独り言というよりは話かけている感じなので。

HTMLの練習ができるのもいいと思います。通っている大学は文系なのですが今少しだけプログラミングを勉強しています。Pythonとか。少しだけです。でも、それだけが夏休みの充実だったかもしれません。まだHTMLは勉強し始めたばかりですが、慣れてきたらいろいろやってみたいです。

 友達がめっちゃ少ないので他の人がどんな夏休みを送っているのかよくわからず、比較もできないのですが、ほぼ最底辺の生活だと思います。NEETはNot in Education, Employment or Trainingの略ですが、夏休みなので教育もうけておらず、完全にニートです。10月になれば学校が始まりひとまずはニート脱出ですが、多分オンライン授業なので生活はほぼ変わりません。大学一年生ですが、4月からずっと半引きこもりのような感じです。もともと部屋にいるのは好きなのでほとんどダメージはなかったのですがここにきて流石に精神が腐敗した匂いがしてきました。どうなることやら。

 

だらだら書いて長くなってしまいました。ただ、ここまでは日記移行のための前回までのあらすじのようなものです。ここから今日の日記。

 

15時頃に起床して、Breaking BadとDARKを見ました。やっぱり面白いです。最近日本文化に触れている時間より海外のドラマをみている時間の方が長いので、いろいろ海外かぶれみたいになりつつあります。何か起こったときには"Scheisse!"とか、一人で呟いたりしていて痛々しい。夜は、ヨーグルトを買いに行くついでに散歩をしました。家の近くに沼を中心にしたそこそこ大きい公園があるのですが、その沼のまわりを二周ほど歩きました。21時頃は、ランニングをしている人が結構います。

二周したのは猫がいたからです。一周目の道の途中に猫がいて、おっ!と思ったのですが既にお兄さんが屈んでおさわりしていました。触れ合いたかったので、そこからちょっと離れたベンチに座って沼をみているふりをしました。しばらくして次に猫の方を見たとき、お兄さんはいなかったのですが、代わりにカップルが猫に近寄って行きました。がっかりしたけれどもう一周歩いて、そのときに猫に触ろうと思って、ベンチから発ちました。一周目のときは風が吹いていたので、水面が揺れていたけど、二周目には風が止み、水面は鏡のようでした。どちらも綺麗です。夜の水面は真っ暗で、水よりも重たい物質に見えます。それで二周目、猫のいたところにもう猫はいませんでした。周りを探したけれど、どこにもいない。ごまかしでぼくが座っていたベンチに女の人が座っていて、その膝の上に猫がいるような気がしましたが、暗くてよく見えなかったし、確認はしませんでした。

2020年9月9日水曜日25時20分